フィンランドの首都ヘルシンキで「かもめ食堂」に行ってきました。
映画の舞台にもなった、本格派の日本食レストランです。
食事も優しい家庭の味、コースもお酒も豊富なメニュー、落ち着いた雰囲気で、
ヘルシンキに訪れた方にはぜひオススメのレストランです。
外観とアクセス
かもめ食堂は、ヘルシンキ市内のデザイン・ディストリクトと呼ばれる地域にあります。
店の外には、かもめ印の看板がかかっています。
この看板を頼りに、お店を探してみてください。

Ravintola はフィンランド語で「レストラン」という意味だそうです。

ガラス張りで雰囲気が外から良くわかります。
さっそく入ってみます。
店内の雰囲気

店内に入るとすぐ目につく、映画のポスター。
映画「かもめ食堂」は、2006年に日本とフィンランドで公開され、「ハラゴシラエして歩くのだ。」のキャッチコピーで有名になりました。

サインも飾られています。
店内は、心温まる素朴な日本の食卓を思い出させる雰囲気です。



棚に大量に並んでいるのは、「かもめ食堂」のロゴがプリントされた、水のボトルです。

空のボトルの店内販売もされているので、記念に持ち帰ることもできます。

調べてみると、Thoreau water(ソロー・ウォーター)は、ウォーターボトルを販売しているスウェーデンの会社のようです。
元々販売されているウォーターボトルは、かもめのデザインがプリントされていませんが、ここで買うと、かもめのプリント付きのオリジナルなボトルが買えます。
食事
5品コースを選び、魚(サーモン) のコースを選択しました。

もちろん単品のメニューもあります。右側は「ビーフタンのカレー」です。

まずはレモンサワーと…

前菜 & サーモンアボカドタルタル。このタルタルが口の中でとろけて、最高の味でした。

最初にサーモンのタルタルが運ばれてきたとき、鮮やかな色合いと美しい盛り付けに目を奪われました。
サーモンのピンク色とアボカドの緑色が見事に調和しており、食欲をそそります。
最初に口に入れた瞬間、新鮮なサーモンのシャキッとした食感が広がりました。
見た目にも美しく、味わいも素晴らしい一品でした。
新鮮な食材と絶妙な調味料の組み合わせが、口の中で融合し、贅沢な食体験を提供してくれました。
そしておにぎり & サーモンキムチ鍋。寒さの中で旅をしていたので、温かい鍋が身にしみます。
そしてこういうおにぎりも地味に手に入らなくてふと食べたくなるので、たまりません。

鍋はスープを一口いただくと、コクとほんの少しの辛味が口いっぱいに広がります。
野菜たちは柔らかく煮込まれ、スープの中にしっかりと旨味が吸収されています。
おにぎりも、見た目、優しい味、両方とも旅行者かつ海外在住者にはありがたいものです。
日本酒。獺祭を味わいました。

久々の味です。
といっても日本酒全然わかりません、すみません!
そして最後にデザートの抹茶パフェもいただきました。
全てが最高の味のコースでした。
フィンランドで本格日本食がここまで堪能できるとは、思ってもみませんでした。
メニュー詳細
一部ですが、メニューはこんな感じです。
日本のお酒が恋しい!という方も、大満足できるラインナップです。
↓日本酒と梅酒

↓焼酎

↓ビールとウイスキー

↓ジンとカクテル。

まとめ
映画の舞台というだけでなく、温かい家庭の味の日本料理を提供してくれる、「かもめ食堂」。
食事も飲み物も本物の日本の味がたくさん取り揃えられていて、満足度十分でした。
ヘルシンキの街中にあり、アクセスもしやすいです。
北欧の長旅で日本が恋しくなったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
番外編
紙ナフキンにも、かもめイラスト。こういう細かい芸にテンションが上がります。

店内の販売コーナー。

トートバッグも販売されています。

ガイドブックと訪れた人たちからのメッセージ。

